先日タルトタタンを作りました。


作り方は簡単。


そこの抜けないケーキ型にカラメルをおき、その上にぎゅうぎゅうにリンゴを並べます。


リンゴの上にはタルト生地を置き、オーブンで焼くこと30分。


焼きあがったらひっくり返してドロドロになったキャラメルと熱せられてできたリンゴジュースがタルト生地にしみこむのを待ちます。


おいしいですよ。


さて、このタルトタタン。


フランス語なんですよ。


Tarte Tatinと書きます。


おばさんのタルトってわけです。


ここで家族の呼び名について調べてみました。


有名なのはお母さんのことをMaman。


マモンと読みます。


ママンじゃないです。


お父さんのことはPapaです。


英語と同じですね。


いま書いた通り、Tatinがおばさんで(口語ではTataと縮めます)、おじさんはTontonです。


なんだか響きがかわいいですね。


ではおじいさんとおばあさんは何と言うのか。


フランスの子どもたちはおじいさんをPapie(パピー)おばあさんのことをMamie(マミー)と呼びます。


以前中国を旅行していたときに外国人向けのおしゃれなカフェに入りました。


店内には5歳ぐらいの男の子を連れた中仏カップルがいました。


結構な歳の差に見えたので、よくあるカップルだなーとほのぼの見ていたのですが。


男の子がフランス人のお父さんに向かってパピーと話したのです。


中国人のお母さんとフランス人の旦那さん、男の子は英語で話していたので英語の意味だよね…とも思ったのですが、あまりにもフランス人のお父さんが年上に見えたのでもしかしたら本当におじいさんだったのかも…とも思ったのでした。