フランス語が話されている国や地域は世界にたくさんあります。


フランスだけでなく、スイス、ベルギー、カナダ(ケベック)や、旧植民地のあったアフリカの国々など、多くの国や地域でフランス語話者が生活しています。


また、日本でも地域によって方言があるように、その国独特のフランス語が話され、またフランス国内でも地方によって方言やアクセントがあります。


2008年に大ヒットしたフランス映画の「Bienvenue chez les Ch'tis(シュティの地へようこそ)」は、北フランスの方言や生活の違いを描いた作品で、こんなフランス語もあるんだ!


と勉強になるとても面白い映画です。


日本で言うと、標準語を話す人が、突然東北の田舎町へ行って、アクセントや地元の食べ物など、生活の違いを体験するといった感じでしょうか。


フランス映画、またはテレビ番組などでフランス以外のフランス語が出てきた場合、フランス語の字幕が出ることがあります。


それだけその地域特有のフランス語が話されているのです。


同じものでも別の言葉が使われていたり、一方の国(地域)ではそれが全く別のものを指す言葉だったりすることは、その地域の文化や歴史背景がよく現れていると思います。


このように、標準的なフランス語だけでなく、方言を見てみるのも面白いです。




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