フランス語の効果的な自宅学習法 独学のおすすめ入門教材や文法の参考書

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フランス語メールの略語について

フランス語のメールの中には、多くの略語が使われております。


この略語を知らないと、何がなにやら分からないということになりますので注意しましょう。


まずは「svp」です。


名前だけ見ると、上質な蒸留酒かとも思ってしまいますが、これは「s'il vous plait」の略です。


これは「シルブプレ」と読み、日本語で言う「お願いします」の意味になります。


メールの文末によく使われる言葉ですね。


これと関連した略語で「rsvp」というものがあります。


これは「repondez s'il vous plait」の略で、「折り返し返事をください」の意味になります。


会社の同僚とのやり取りでよく使う言葉ですね。


また「L8R」という略語もあります。


これは何かというと、「あとで」という意味です。


ではなぜこれが「あとで」なのでしょうか。


「L8R」を英語読みにすると、「エルエイトアール」となります。


これを早口で言っていくと「レイター」となり、英語の「later」となります。


「later」は日本語で「あとで」という意味ですね。


ただし、他の略語と違い、L8Rとlaterでは、たった2文字しか違いがありません。


そのため、大した省略にはなっておりませんので、こちらは略語というよりも若者言葉に近い感じですね。




フランスで鉄道チケットを買うには

最近では、インターネットでフランスの鉄道のチケットを購入できるようになっております。


しかし、在来線などでは、インターネットで購入することができず、実際に現地フランスの鉄道駅に行かなければ買えないというのもあります。


その際に、主な大都市では、多くの窓口があり、そこで直接係員の人とお話をしてチケットを買うということも。


大都市の場合、フランス語でのやり取りが中心となりますが、まれに英語でやり取りができるところも。


英語でやり取りができるところは、窓口にユニオンジャックのシールが貼ってあったりします。


英語以外にも、スペイン語が話せますというような係員もいます。


ただし、そのような窓口は混雑することが必至です。


フランス語の窓口でさえ、混雑しているのです。


ヨーロッパ人の場合、事前に旅行計画を立案するということをあまりせず、その場で係員にプランを練ってもらうというケースも。


だから遅いのですね。


どうしても遅いのがいやだという人は、黄色い端末が置いてありますので、そちらでチケットを購入することもできます。


ただしその端末、クレジットカード払いがメインです。


フランス語での表記が難しい場合には、英語表記にかえることもできます。




ファストフードとフランス語

ファストフード



最近では、美食の国フランスにおいても、ファストフードが増えております。


ファストフードが上陸した当初は、「フランス文化を破壊するもの」とみなされ、ボイコットや破壊運動もありました。


しかし、現在ではしっかりと市民権を得た感すらあります。


特にお金のない学生などには、絶大な人気を誇っています。


そんなファストフードでも、フランスに行ったらフランス語を使わなければなりません。


今回は、ファストフードで使うフランス語についてです。


まずはあいさつをします。


日中でしたら「ボンジュール」、夜でしたら「ボンソワール」といいましょう。


ほしいメニューがあったら、そのメニュー名を言って、最後に「シルブプレ」とつけましょう。


シルブプレというのは、「お願いします」という意味で、つけると印象がアップします。


コーヒーを頼むと、砂糖をミルクはどうしますかと聞かれます。


砂糖は「シュクル」、コーヒーミルクは「クレーム」となりますので、欲しい場合にはこの単語を言って、最後に「シルブプレ」をつけます。


店内で食べるか持ち帰りにするかというのも、ファストフードではあります。


店内の場合には、「ジュマンジュイシ」(ここで食べます)と、持ち帰る場合には「アンポルテ」(持ち帰り)といいましょう。




日本とは相思相愛の関係

NHK教育のテレビの語学講座にはイタリア語・スペイン語・ ドイツ語・フランス語のユーロ4カ国の講座が共通の話題に対して各国の国民にインタビューをして、お国柄による比較をするコーナーがあります。


先日はファッションについてのインタビューで着こなしのポイントは何かと尋ねていました。


日本は技術立国で自動車産業が優れている点で、ドイツと似たところがあります。


しかしインタビューを聞いて各国のお国柄を比較してみると、日本と一番感性があう国はフランスのような気がします。


歴史があり食事をはじめ日常生活のひとつひとつを大切に考えるところに非常に親近感を感じます。


日本人はその他のヨーロッパの国に比べて、フランスやパリが好きな人が圧倒的に多いのではないでしょうか。


一方フランス人も日本の歴史ある文化に興味を持ち、日本を愛する人が少なくありません。


また日本の現代文化例えば漫画やポップスも フランスで非常に人気があります。


歴史的にはイギリスやドイツと経済的にはアメリカとの関係が 強固ですが、国民同士の感性で言えば日本と一番相性がいい国はフランスのような気がします。


現在日本では外国語教育の主流は国際語である英語です。


フランスとの交流をより 深めるためにも第二外国語としてフランス語の役割は重要と考えています。




フランス語は発音が難しい

フランス語は綴りに発音しない文字が含まれていることが多くて、覚えるのがとても難しいです。


リエゾンしない場合を除いて、たいていの場合、最後のSは発音されません。


それに、頭のHも発音しないので、博多・Hakataが、アカタ、というふうになってしまいます。


フランスの有名ブランドのエルメスも綴りはHermesでHで始まっていますが、Hは発音しないので、エルメスになっています。


犬のキャラクターで有名なタンタンもフランス語の綴りで書くと、Tin Tinになります。


そんなふうに、フランス語は発音と綴りがかなり違うことが多いので、綴りを覚えながら発音も一緒に覚える必要があります。


それに、名詞には男性名詞と女性名詞がありますから、その違いも一緒に覚えなければなりません。


Le が男性名詞の冠詞で、La が女性名詞の冠詞になります。


その他にも、un が男性名詞の冠詞で、une が女性名詞の冠詞になって、どれも名詞を覚えるときに一緒に覚えなければなりません。


それで、とても覚えることが多いので、英語よりフランス語のほうが難しい感じがします。


Rの発音が特に難しくて、その次に鼻に抜けるような音も難しいです。


英語風な発音ではダメで、フランス語らしい発音をしなければなりません。


なお、フランス語の正しい発音を身に付けたい方は、こちらの動画をぜひご覧になってみて下さい。

     ↓  ↓  ↓

【フランス語】日常会話・発音上達のコツ動画講座



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