フランス語の効果的な自宅学習法 独学のおすすめ入門教材や文法の参考書

効果的なフランス語の自宅学習法について紹介しているブログです。おすすめの教材や参考書など。

ホテルのベッドとフランス語

ベッド



フランス旅行に行って、必ずといっていいほどお世話になるのがホテル。


日本だとビジネスホテルのような機能的で至れり尽くせりなところが多いですが、フランスではかなり個体差があります。


高級ホテルであっても装備が充実していなかったり、逆にお値打ちホテルであっても装備充実だったり。


そこで今回は、ホテルの部屋の設備に関するフランス語を紹介します。


まず重要なのがベッドです。


シングルルームの場合には、「シャンブル・ア・アンリ」(ベッド1つの部屋)という風に言います。


ダブルルームの場合には、「シャンブル・ドゥブル」(ダブルの部屋)という風に言います。


ツインルームの場合には、「シャンブル・ア・ドゥリ」(ベッド2つの部屋)という風に言うのです。


とはいえ、フランスのホテルでシングルルームは数は多くありません。


というのも、ダブルルームをシングルとして使う場合が多いからです。


3人で宿泊する場合には、場合によってはベッドがなく、エクストラベッドが持ち込まれる場合があります。


しっかりとしたベッドがあるトリプルルームであれば「シャンブル・ア・トロワリ」(ベッド3つの部屋)という表記がされているはずです。


そのあたりはしっかり確認しておきましょう。




タルトタタンはご存じですか?

先日タルトタタンを作りました。


作り方は簡単。


そこの抜けないケーキ型にカラメルをおき、その上にぎゅうぎゅうにリンゴを並べます。


リンゴの上にはタルト生地を置き、オーブンで焼くこと30分。


焼きあがったらひっくり返してドロドロになったキャラメルと熱せられてできたリンゴジュースがタルト生地にしみこむのを待ちます。


おいしいですよ。


さて、このタルトタタン。


フランス語なんですよ。


Tarte Tatinと書きます。


おばさんのタルトってわけです。


ここで家族の呼び名について調べてみました。


有名なのはお母さんのことをMaman。


マモンと読みます。


ママンじゃないです。


お父さんのことはPapaです。


英語と同じですね。


いま書いた通り、Tatinがおばさんで(口語ではTataと縮めます)、おじさんはTontonです。


なんだか響きがかわいいですね。


ではおじいさんとおばあさんは何と言うのか。


フランスの子どもたちはおじいさんをPapie(パピー)おばあさんのことをMamie(マミー)と呼びます。


以前中国を旅行していたときに外国人向けのおしゃれなカフェに入りました。


店内には5歳ぐらいの男の子を連れた中仏カップルがいました。


結構な歳の差に見えたので、よくあるカップルだなーとほのぼの見ていたのですが。


男の子がフランス人のお父さんに向かってパピーと話したのです。


中国人のお母さんとフランス人の旦那さん、男の子は英語で話していたので英語の意味だよね…とも思ったのですが、あまりにもフランス人のお父さんが年上に見えたのでもしかしたら本当におじいさんだったのかも…とも思ったのでした。




電車の案内板におけるフランス語

電車に乗るというのは、フランスでもとても頻繁に行われていること。


電車は時間に正確ですし、何より料金が安いということで人気です。


そんなフランスで電車に乗るために重宝するのが案内板ですが、これもフランス語で書かれていることが多いです。


そこで今回は、電車の案内板に書かれているフランス語を見てみましょう。


まずは「出発」です。


「depart」と書かれている場合もあれば、「provenance」と書かれている場合もあります。


後者のほうは、どちらかというと「出発地」を重視した言葉です。


ですので、「出発時間」というような言葉になりますと、「heure de depart」というような言葉を使われます。


次は到着です。


「arrivee」や「destination」という言葉が多く使われています。


後者のほうが、「到着地」という意味合いが強いです。


経由をしたり乗り継ぎをする場合には、「correspondance」や「via」という言葉を使います。


前者の単語は主に別の電車に乗換えをする場合、後者の単語の場合には、電車はそのままという場合が多いです。


同じ目的地であっても、路線によってはどこを経由するかが異なる場合もあります。


それによって所要時間も変わってきますので、このフランス語はチェックしておきましょう。




フランス語で鉄道チケットを買おう

鉄道チケット



フランスでは、日本と並んで鉄道網が整備されております。


特にTGVは、日本の新幹線以上の路線網を誇っております。


最近では、TGVでも早割り料金というのがあり、かなりお得な料金もあるのです。


しかし、まだまだ駅の窓口で購入するという人も多いもの。


そんな時、なかなかフランス語でチケットを購入するというのは難しいものですね。


そこで有効なのが、フランス語の筆談をするというもの。


では、フランス語の筆談でチケットを購入する場合、どのようなことを書けばいいのでしょうか。


まずは、いつの電車かということです。


この際、フランス語と日本語では、日付の表記が異なりますので注意です。


2013年7月12日を例に挙げますと、日本語の場合には「2013・7・12」となります。


一方フランス語の場合には「12・7・2013」となります。


日本語の感覚で書いてしまうと、12月7日のチケットを買わされますので注意です。


次に出発地と目的地を書きます。


そして、座席クラスも書きます。


大体1等と2等に分かれており、1等の場合には「1ere classe」、2等の場合には「2e classe」とフランス語では表記します。


そして忘れてはならないのが、何枚買うかということです。


チケットというのはフランス語で「ティケ」もしくは「ビエ」と言います。




フランスのフランス語。カナダのフランス語。

カナダの公用語は英語の他に何語があるでしょうか。


それはご存知の通り、フランス語ですね。


もともとカナダは先住民が住んでいたのですが、そこにイギリスとフランスが入ってきて植民地を作り、それらを集めてカナダという国家を作ったそうです。


フランス語を主に使う地域はケベック州、首都のオタワなど。


でも彼らの話すフランス語はフランスで話すフランス語とはすこーし違うんです。


まず、イントネーションが違う。


カナダのフランス語は話している雰囲気が英語に似ています。


TV5(フランス国営の海外放送、主にフランスのテレビ番組を放送していますが、なぜかカナダ制作のニュースやドキュメンタリーも時々放送される)でカナダの放送を見ていると必ずわかります。


音が英語っぽいんです。


単語単語がつながるように発声されていて、ぼーっとしていると英語の放送を見ているかのような気持ちになります。


ちなみにフランス本国人のためにフランス語の字幕がついています… 英語に影響された単語が多い。


フランス語って英語のように場合によって発音が違うってことは滅多にないんですがカナダの場合toiをツェと発音してみたり、変則性があるようです。


C'est cute!


とか。


混ぜすぎですよね。



追伸:

フランス語を自宅で短期間で上達させたいなら、こちらのブログをぜひご覧になって下さい。


初心者でもフランス語会話・発音・文法が身につく上達法・勉強方法



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